再び柿渋づくりと柿渋染め
お友だちと再び柿渋づくり。いつのまにか過ぎゆく夏を楽しむ小学生になっている。
おしゃべりをしながら、のんびり楽しむ柿渋づくりと柿渋染め。
煮たり、浸したり、干したり。何度もそれを繰り返す。手仕事の合間のゆったりとした時間をゆるゆると過ごす。一人だと持て余しがちな時間がふんわりふくらむ。
持ち寄ったもので昼ごはんを食べ、ハーブを浸したよい香りのする水で喉を潤し。アイスキャンデーを舐める。
なめらかな時間が過ぎてゆく。
昔から女たちが担ってきた手仕事や台所での仕込みもの、例えば豆のへた取りだの落花生の殻むきだのと、家族の繕い物や編み物などなど。
手を動かしながら情報交換したり、愚痴をこぼしたり、お互いを励ましたりして自分を癒し、支えてきたのかもしれない。
ふと、そんなことを思う。
先日作った柿渋で試し染めした晒しの端切れはしつこいくらい豆乳で下処理をしたせいかわりと濃い色に染まった。柿の種類でも違ってくるのかもしれないが。
今回はやわらかな色あいに染まった。入れた模様がわかりづらくはあるが、これはこれで良し。上手くやろうとかそんなことは一切考えず、ただ楽しむ。夢中になる。
わくわくがあふれ出す。
次はどんなわくわくを楽しもう。
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